医療法人社団レニア会 理事長
東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部附属病院産婦人科教室医員、助手、講師、助教授を経て、1992年より東京大学医学部産科婦人科学教室教授。1999年~2001年・2007年~2011年、東京大学医学部付属病院長を併任。日本産科婦人科学会初代理事長。東京大学医学部名誉教授。2012年、独立行政法人労働者健康安全機構理事長に就任、2016年3月に退任。2012年から医療法人社団レニア会理事、2016年4月より同会理事長に就任。
アルテミス ウイメンズ ホスピタル 医師紹介ページへ診断と治療社(2022年9月16日 刊行)
2022年 Vol.89 No.10
産婦人科における素朴な疑問と解説(1)婦人科編
月経前症候群が起こるのはなぜ?/武谷雄二
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メジカルビュー社(2020年10月1日 刊行)
女性の7~8割に起こる月経前症候群(PMS)の多様な症状と歴史、生物学・医学的側面および社会的な問題点を包括的に解説。PMSは妊娠、産後、閉経期といった女性のライフサイクルに応じて様々な問題を呈することが多い。PMSの診療において「人を診ずして病を診てはいけない」ということが産婦人科専門医として大切な役割である。PMSに悩んでいる女性はもちろんのこと、性別、職業を問わず多くの方々にPMSについて知っていただくことを願う。
メジカルビュー社(2015年3月10日 刊行)
女性ホルモンとも通称されるエストロゲンは,女性らしさや女性の生殖・健康・疾患と関連づけて理解されてきたが,最近の研究によればその作用は骨・血管・脳・筋肉などの全身の臓器や組織の機能に影響を及ぼし,さらには糖や脂質の代謝にまで関係することが明らかとなった。また,女性ばかりでなく男性においても全身に作用していることや,生体ばかりでなく植物や食品・環境中にもエストロゲン類似作用を発揮する物質が多数検出されて,生活全般において影響が及んでいることがわかってきた。こうした多様性をもつエストロゲンについて,包括的に話題を取り上げ大変わかりやすく解説された本書は,産婦人科医はもちろん産婦人科に興味をもつ医学生やメディカルスタッフ,一般の方々にも読んでいただきたい一冊である。
武谷 雄二 監修
学研パブリッシング(2013年8月6日 刊行)
2008年刊行の好評本に最新情報や既刊本読者要望を大幅追加&再編集。妊娠かも?から出産、新生児のお世話までのすべてがわかる1冊。●はじめて妊婦さんのための安心ナビ ●おなかの赤ちゃんとママの266日 ●安産のためにできること ●Q&Aほか
中央公論新社(2012年3月25日 刊行)
毎月一回、女性に訪れる月経。この生理現象が彼女たちの体・心・行動に与える影響は大きい。だが、男性は実際の様子をほとんど知らず、女性もその深い実態 を理解しないまま、毎日を過ごしている。本書は、苦痛のやわらげ方や病気との関連といった基礎知識から、魔女狩りをはじめとするタブーの歴史、犯罪や自殺 との関連といった文化面までを取り上げる。産婦人科学の第一人者がやさしく語る、この身近な“神秘”の世界。